ドラ猫姉さん
突然だけど、夏って好きですか？
私はダイッッッッッッキライ！！！！
ここ10日くらいの不機嫌の原因は全部「夏」だってことに気がついてしまった。
「いちばん大好きな季節がきた🌻
#夏 #summer #サマバケ #今年も #楽しむぞ」
みたいな嘘つき女狐が大量発生するっていうのが1番の原因かもしれない。
バーカバーカ！！！！浜崎あゆみなんて聞きやがって！！！！お前らみたいなのは一生トルコ行進曲しか聞けない体になってしまえ！！！！って毎年思ってる。
だいたい、夏が好きってなんで？
こんなクッソ暑くて虫が大量発生する季節、なんで好きなの？
化粧はボロボロになるし、電車の中は汗臭いし、いいことある？
夏に嫌悪しか抱いていない私ですが、この夏を少しでもマシに過ごしたい。
ずっと不機嫌なのは嫌だからね。
と思って聞き始めたのが 尾崎豊。
はあ…夏の夕方に浸るために尾崎でも聴くか。
と思ったのが始まり。
一時期ママが車でガンガン流してたから有名な曲は一通り知ってるしカラオケでも歌う、みたいな存在だったんだけど…ちゃんと聞いてみたら、やべえ、尾崎。
うそ？これ…え、こんなに？
こんなに良かったの？…うわ…染み…染みぃ…
ってリアルになってしまって
そこから「染みぃ…」しか喋れなくなっちゃった。
私のようなゴミクズバカカス女が聞くのなんておこがましいし、ましてやそれをブログに書くなんて最悪なんだけど、お願いだから語らせてくれ。
マジに尾崎豊は尾崎豊でしかないということをもう一度確認して欲しい。尾崎豊にしか表現できない歌なの、本当に。（全部の歌手に言えることかもしれないけど）
もう、1人のアーティストじゃなくて「尾崎豊」っていうジャンルで、尾崎豊っていう生き物。
尾崎豊ってどんな人なんだろうって、いろいろ調べた。たかだかネットだけど。
小学校を卒業すると、本人の希望で[17]練馬東中学校へ越境入学[1]。生徒会副会長、文化祭実行委員長を務めたが、喫煙により停学処分が下る。高校受験では、第一志望であった慶應義塾志木高等学校には不合格だったものの、青山学院高等部に合格。さらに、陸上自衛隊少年工科学校の1次試験にも20倍の競争率を突破して合格した。しかし髪を短くしなくてはいけないと言う理由で、すでに合格していた青山学院高等部に進学することになった。高校在学中には喫煙やオートバイでの事故などで停学、さらに、大学生のグループとパトカーが出動するほど乱闘騒ぎを起こし、無期限停学処分を下される。これがオーディションを受ける契機となる。のちに停学処分は解けたが出席日数が足りず留年となり、自主退学。高校在学時には新聞配達と飲食店でのアルバイトをしていた。また、高校時代は剣道部に所属していた。
やばくない？！？！ちょっとマジで飛ばさないで読んで？！？！
めっちゃまとめると、尾崎さんは、なんでも器用にこなせる不良ってとこっす。
はあ〜〜〜かっっけぇ〜〜〜〜！！！！
痺れる〜〜〜〜！！！！！！！！
生徒会副会長だろうが文化祭実行委員だろうが関係ねえよ、だからなんだってんだよ（煙草プカプカ）って…
倍率20倍の学校受かったけど「えー。髪切らなきゃいけないの？じゃあいいや、辞退しまーす」って…
喫煙、飲酒、大学生と喧嘩してパトカーきちゃう、（青山学院高等部） 「停学？マジかー。…じゃあデビューすっか」って…
嘘でしょ？？そんなことある？
副会長なのに喫煙？！？！倍率20倍なのに髪の毛が理由で辞退？！？！停学になったからデビュー？！？！？！？！
おいおいおい〜〜かっこよすぎるっしょ…
こんなの憧れるに決まってるだろ…
そんで歌ってるのがあの歌だよ？
やばくない？もうさ、…どうしたらいいの、この気持ち。どうすんのこれ
全部の曲本当に最高なんだけど、私が一番好きなのは「ダンスホール」
これは尾崎豊が一番最初に歌った曲であり、一番最期に歌った曲なんだよ。
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染みぃわ…はぁ…染み…ぃ…
私も「尾崎〜〜〜〜！！！！」って叫んだ。
さあ、ここからが本題！！！！！！！！
この歌の歌詞に注目していただきたい。
安いダンスホールはたくさんの人だかり
陽気な色と音楽と煙草の煙にまかれてた
ギュウギュウづめのダンスホール
しゃれた小さなステップ
はしゃいで踊りつづけてる おまえを見つけた子猫のような奴でなまいきな奴
小粋なドラ猫ってとこだよ
おまえはずっと踊ったね気どって水割り飲みほして
慣れた手つきで火をつける
気のきいた流行文句(はやりもんく)だけに
おまえは小さくうなづいた
次の水割り手にして
訳もないのに乾杯
こんなものよと微笑んだのは
たしかに つくり笑いさ少し酔ったおまえは考えこんでいた
夢見る娘ってとこだよ
決して目覚めたくないんだろうあたいグレはじめたのはほんの些細なことなの
彼がいかれていたし でも本当はあたいの性分ね
学校はやめたわ今は働いてるわ
長いスカートひきずってた のんびり気分じゃないわね
少し酔ったみたいねしゃべり過ぎてしまったわ
けど金がすべてじゃないなんて
きれいには言えないわ夕べの口説き文句も忘れちまって
今夜もさがしに行くのかい
寂しい影落としながら
あくせくする毎日に疲れたんだね
俺の胸で眠るがいい
そうさおまえは孤独なダンサー
本当に全ての歌詞とメロディが泣いてしまうほどに最高なんだけど、太字のところに注目して欲しい。
「はしゃいで踊り続ける」癖に、「子猫のような生意気な奴」「小粋なドラ猫」ってとこだよね、マジ。
全体の歌詞から分かるのは、ここにはずっと通ってるってこと。ハイハイ、わかりました、遊び慣れてるってことね、ハイ。私みたいに家にこもってマリオランやってるキモ女じゃないってことは明確にわかりました
「気の利いた流行り文句だけにお前は小さくうなずいた」
気の利いた流行り文句なのに、小さく頷くだけ？！
私だったらドギマギのドギになっちゃうよ！！？
そんな、気の利いた流行り文句って。
なに？！？！想像も付かないんだけど。
なのに、小さく頷くだけ？！？！ドラ猫、お前すげえなあ？？！
「こんなものよと微笑ん」でさ、作り笑いするわけ。
ドラ猫、完全になんかあったな？過去に。過去になんかあっただろ、絶対。
それを忘れるために無邪気に踊るんだな？
「少し酔ったみたいね、喋りすぎてしまったわ」
全然喋ってないけどね？！？！
もし私が、ダンスホールで水割り飲みながら気の利いた流行り文句言われてたとしたら、「えっとねぇ…好き♡」みたいなことは軽々しく口にしてるけど？！？！
ドラ猫さんは全然喋ってないよね？むしろミステリアス。
全然揺らがないもんね、気の利いた流行り文句に。そんで全然喋らない。
しかも、一人称が「あたい」だし。
すげえー！！！あたいって言う人いたんだ？！？！みたいな
もはや国宝。
「けど金がすべてじゃないとは きれいには言えないわ」
なんかあったなーーーー完全に。
めっちゃなんかあったじゃん。
も〜〜絶対に聞いちゃダメな過去があるじゃん。
「夕べの口説き文句も忘れて 今夜も探しに行くのかい 寂しい影を落としながら」
忘れてる〜〜〜〜！！！！
気の利いた流行り文句！！！！忘れる？！？！気の利いた流行り文句を！！！！忘れるわけねえだろ！！！！なのに、流石だわ。全然忘れてるもんね…もう他の男探してるし…。「あたいはあんたじゃなくても平気」ってことだし「あんたみたいな男、どこにでもいるわ」ってことだもんね？！
あぁ〜〜かっっけえ…ドラ猫姉さん…
付いて行かせてください。
「何言ってんだい。あたいに付いてきたって何にも得しないよ」
…でも、ドラ猫姉さんのこと、本当に尊敬してるんです。私、どこにも行くところがなくて…。
「フンッ、…勝手にしな」
姉さん…
ありがとうドラ猫姉さん！！！！
「あくせくする毎日に 疲れたんだね
俺の胸で眠るがいい」
…おい尾崎…なんてやつだ…罪深い…
なぜ見抜く？なぜわかる？
そして胸を貸す？！？！ずるすぎやしないか？！？！そんなの、落ちるに決まってるだろ！恋に！！！！！！
はあ〜〜〜〜！！！！！！！！
でもドラ猫姉さんは完全に落ちないし、胸も借りない。
また1人でダンスホールで踊るんだ…。
自分1人で何かと戦っている。ドラ猫姉さん、、一生ついていかせてください…。
